「画家になった友人はお母さんも画家だった」という人の話を聞いて、盛り上がりました。私の友人でピアニストがいますが、その人のお父様もピアニストでした。芸術の世界では多いのかも知れません。
政治家にしかり、スポーツ選手にしかり。医者や弁護士、いや起業家だってしかりですね。公務員や大企業のサラリーマンたって同じです。もちろん親の七光りというのもあるでしょう。でも多くの場合、才能を受け継いでいるのもあるはずです。両親の運動神経が抜群によくなければ、オリンピック選手になることは稀でしょう。
あとは生活環境。親が政治家なら政治の世界は子供の頃から身近だったはずです。そうでなかった人が政治家になろうと思うことは少ないはずです。芸能もしかり。私自身、政治家になろうと思ったことも芸能人になろうと思ったこともありません。才能がないのはもちろん、あまりにも遠い世界だからです。
それから子供が親から習い、親のようになりたいと思うのは自然の流れです。
世襲だの坊ちゃんだのバカにされることが多いものの、ある程度の流れがあり、逆らえないのも事実だと思います。