宴会のシーズンに突入しました。コロナ騒動も一段落し、今年は数年ぶりに忘年会を企画している人も多いでしょう。
このシーズンになると毎年ふと思い出すのが私が新人だったころに宴会で先輩に怒られたことです。
今の私と違い、当時の私は会社の宴会が大嫌いでした。そしてその日も、何もまったく面白くもなかったので、一人で黙り込んでいたのです。そうしたら先輩から、「清水、なにシラケているんだ!もっと盛り上がれ!」と厳しく言われ、意味不明でした。つまらないからシラケていたのですが…無理に盛り上がる必要なんて理解できませんでした。今になって思えば、怒られて当然ですよね。
子供ではないのだし、会社の皆が一生懸命に宴会を楽しくしようと努力しているのに、それすら理解せずに自分がつまらないからといってつまらない顔をしているのは、言語道断なのです。
いや、実はそれ以上のことです。
無理に盛り上げるのではなく本当に楽しむこと、マイナスなことは考えずに(いい意味で)バカになりきって場を盛り上げ、自分を含めてみんなで心から楽しむことができること、それが一流ビジネスマンの条件なのだと思います。
今や学生時代から飲む機会が大幅に減ってきています。若い人達がそんなことを理解してくれるのが、ますます難しくなってくるかも知れません。