恐らく学校でも習ったことだと思います。一般的に、日本語は平仮名が7割、漢字が3割の割合で書かれていると読みやすいと言われています。
例えばこのブログのタイトル。
「平仮名七割、漢字三割」
こう書いてしまうと、何だか中国語みたいですね。多くの人がとても読みにくく感じるでしょう。
「ひらがな七割、漢字三割」
これだけで読みやすさがグッとアップします。
「ひらがな7割、漢字3割」
多くの場合、さらに数字も英数字にした方が読みやすくなります。
「ひらがなが7割、漢字が3割」
更に平仮名を増やすため、助詞を入れることもできます。
たったこれだけのことで、読みやすさが大きく変わるものです。
プロが書いた文章、例えば新聞や雑誌の記事などは、大体このくらいの比率で書かれているハズです。プロなら特に意識しなくてもこの比率になるのだと思います。一方、普段文章を書きなれていない人が書いた場合、漢字が多すぎたり平仮名が多すぎたりすることがあります。今の時代、パソコンで書けば自動変換されてしまうので、ついつい漢字が増えてしまうこともあるのです。
「此度は大変有難う御座いました。今後共宜しく御願いします。」
自分で書く時、こんな漢字を使う人はいません。
「このたびは大変有難うございました。今後共よろしくお願いします。」
漢字を使うなら、せいぜいこのくらいが読みやすいはずです。
今のSEOではホームページの分かりやすさも重要といわれています。Googleがここまでチェックしていないかも知れませんが、見る人が満足しているか否かというのは色々な指標からAIを使って判断することができるはずです。
作る側としては、機械翻訳された文章やChatGPTで作られた文章をそのまま使うのではなく、やはり基本を守って分かりやすい文章を書くことが大切です。