ドメインはメールアドレスなら@マークより右側の部分。ホームページURLならhttps://wwwを除いた部分です。当社の場合なら「mahanacorp.com」がドメインです。多くの場合、企業ごとに取得して保有しているもので、ネット上の会社の住所であり、ブランドでもあります。そして事業を廃止する時や社名を廃止するときなどに、これまで使っていたドメインを廃止する人が時々います。
ところがですね…。
このドメインそのものに実は意外と価値があります。例えば普通名詞+ドットコム(.com)のドメイン。頻繁に使われているごく一般的な普通名詞なら特に価値があります。数年前、あるアダルト系の言葉のドメインがオークションに出されて数億円という値段が付いたことがあります。もし普通名詞のドメインを持っていて必要がなくなったのなら、試しにオークションに出してみることをお勧めします。意外な値段が付く可能性もあります。地名+ドットコム、一般的な苗字+ドットコム、ありがちな名前+ドットコムも同じく価値があります。
また企業名は固有名詞なので上記の例ほどは価値がないものの、有名企業ならブランドとしての価値があります。悪用されたら大変なので、たとえ社名変更しても事業を廃止しても、しばらくは残しておくことをお勧めします。
ドメインには意外な価値があります。そのまま廃止する前に、一度詳しい人に相談してみることをお勧めします。